イベント中小企業基盤整備機構(東京都港区)関東本部は21日、関東経済産業局と「モビリティサプライヤー新領域チャレンジピッチ」を12月3日に初開催すると発表した。大手・中堅企業が調達や研究開発のニーズを発信し、中小自動車部品サプライヤーなどから技術やアイデアを募る。企業間のマッチングを通じて商談につなげ、新事業進出や取引先の多角化を後押しする。
自動車産業では、電動化やデジタル化の進展、通商環境の変化、サプライチェーンの再編などを背景に、中小部品サプライヤーにも新たな需要分野や取引先の開拓が求められている。イベントでは、経済産業省の「ミカタプロジェクト」による支援と、中小機構のビジネスマッチングサイト「J-GoodTech」(ジェグテック)の機能を一体的に活用。課題整理から連携先の探索、提案、商談までを一貫して支援する。終了後も中小機構が提案内容の確認や商談先の選定、商談調整を支援する。
ピッチには川崎重工業、DAIKEN、日本飛行機、古河産業の4社が登壇する。川崎重工業は、自動車部品加工技術のエネルギー・舶用分野への適用をテーマに、レシプロエンジン発電機向け鋳鉄部品の製造技術や、ジェットフォイル向け難削材・アルミ材の機械加工技術、サービスパーツを中心とした舶用推進機向けの超短納期機械加工対応力を求める。
DAIKENは、遮音・防振・吸音技術の建材への応用や、自動車内装技術による建材の高意匠・高耐久化、車載センサー技術を活用したスマート建材を取り上げる。日本飛行機は航空・防衛分野で、アルミニウム合金の大物機械加工や板金プレス成形加工などのニーズを示す。古河産業は航空・宇宙・防衛分野向けに、アルミニウム素材の機械加工、溶接加工、表面加工を求める。
開催時間は13時30分から16時まで。東京虎ノ門グローバルスクエアコンファレンス(東京都港区)と、Microsoft Teamsによるオンラインのハイブリッド形式で開く。対象は企業、自治体、支援機関、地域金融機関など。申し込み期限は11月20日17時で、現地参加者向けのネットワーキングも実施する。
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