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3月から横浜ボックス販売、ヤマトと横浜市が連携協定

2015年2月4日 (水)

ロジスティクス3月から横浜ボックス販売、ヤマトと横浜市が連携協定横浜市とヤマト運輸は4日、観光促進とプロモーション分野で連携する協定を締結した。

昨年10月にヤマト運輸が人気のイベント、観光スポットを多く持つ横浜市の「共創フロント」に対し、包装資材を活用したプロモーションや、営業所や集荷・配達を行うセールスドライバーによる観光案内など、横浜市中心部の観光サポート提案を実施。その後、市と同社が協議を重ね、連携協定の締結に至った。

ヤマト運輸は、横浜の街並みをモチーフにしたオリジナルの包装資材「横浜ボックス」の取り扱いを開始。それぞれのボックスにはQRコードが付いており、顧客は横浜市の観光情報が詰まった「横浜市観光情報公式サイト」へ簡単にアクセスできる。

これにより、世界中の宅急便受取人が手軽に横浜の観光情報を検索できるようになる。QRコードを印刷した包装資材の制作は、物流事業者で国内初の取り組み。

横浜ボックスはみなとみらい(昼・夜)、氷川丸、赤レンガ倉庫などをデザインした5種類のサイズを用意し、3月1日から販売を開始する。販売店舗は横浜市西区のヤマト運輸営業所5店から開始し、段階的に横浜市内で拡大する。

3月から横浜ボックス販売、ヤマトと横浜市が連携協定また、3月から横浜駅、みなとみらい地区、新横浜駅周辺でヤマト運輸の集荷・配達用台車に横浜の街並みのモチーフを取り入れ、台車にも「横浜市観光情報公式サイト」へリンクするQRコードを貼り付ける。さらに、道に迷った観光客からの問合せに対してセールスドライバーが観光サイトを案内できるようにする。今後は、セールスドライバーが観光マップを渡して「安心でより快適な旅」をサポートする。

このほか、桜木町駅観光案内所で受け付けている「手ぶら観光」についても4月以降、手荷物の一時預かりと併せて手ぶら観光受付拠点と、当日中に配送可能なホテルを増やし顧客が手ぶらで観光するためのサービスを拡充する。