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三井倉庫HD 4-6月期、営業利益率が1.5%に悪化

2015年8月5日 (水)

ロジスティクス三井倉庫ホールディングスが5日発表した4-6月期連結決算は、倉庫、グローバルエクスプレス、ロジスティクスシステムの3事業が増益となった一方、BPO事業の赤字が大幅に拡大し、港湾運送事業も利益が9割減少するなど振るわず、全体の営業利益が41.6%減少した。売上高経常利益率は、前年同期の2.9%から1.5%へと1.4ポイント悪化した。

今年度から新たなセグメントとして加えたサプライチェーンソリューション事業は、海外でメーカー工場の生産減に伴う取扱量の落ち込みから営業損失となった。ロジスティクスシステム事業は、大手家電量販店向け3PL業務の取り扱いが堅調に伸び、部門利益が前年同期の9100万円から3億8400万円へと採算性を向上させた。

[三井倉庫ホールディングス]2016年3月期第1四半期連結決算(単位:百万円)

 2016年3月期第1四半期2015年3月期第1四半期増減 
売上高
46,44339,58517.3%
営業利益
6811,166-41.6 %
経常利益
2171,023-78.8%
当期純利益
70515-86.4%