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三井倉庫、4-6月期、営業利益8.9%減少

2013年8月5日 (月)

ロジスティクス[三井倉庫]2014年3月期第1四半期連結決算(単位:百万円)

 2014年3月期2013年3月期増減率
売上高38,48134,27112.3%増
営業利益1,1311,2428.9%減
経常利益1,0361,0783.9%減
当期純利益2,2542957.62倍増
三井倉庫が5日発表した2014年3月期第1四半期決算は、売上高が12.3%増加したものの、倉庫事業、ロジスティクスシステム事業、BPO事業、不動産事業で利益が減少したため、営業利益は8.9%減となった。

倉庫事業は荷役作業、一般貨物運送取扱などが堅調に推移したことから増収となったものの、貨物が輻輳したことで一時的なコストが発生し、減益。港湾運送事業は売上高はほぼ横ばいで推移したものの、既存顧客船社の取扱が堅調に推移したことから増益となった。

グローバルネットワーク事業は、円安による影響や、欧州の新規連結子会社の寄与、北米、北東アジア、東南アジアの取扱量増加などから増収増益を確保。国際輸送事業は北米向け取扱が堅調に推移して増収増益。航空事業は前第2四半期に統合した三井倉庫エクスプレスが寄与し、増収増益となった。

ロジスティクスシステム事業は新規業務の受託などで増収となったものの、初期費用の発生などから減益となった。不動産事業では、前期に資産効率改善の観点から賃貸施設を売却したため、減収減益となった。