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ヤマトロジ、京都に美術品保管用の収蔵拠点開設

2016年7月6日 (水)

拠点・施設ヤマトホールディングスは6日、同社傘下のヤマトロジスティクスが京都で初めて美術品の保管を専門とした恒温恒湿収蔵庫を併設する「京都美術品センター」を11日に開設する、と発表した。

ヤマトロジ、京都に美術品保管用の収蔵拠点開設

ヤマトロジスティクスは1958年に美術品輸送事業を開始し、京都でも美術館や寺院などの国宝や重要文化財を国内外に輸送するなど、文化・芸術を発信するサポートしてきたが、美術館や寺院から改築・改修の際に「セキュリティや環境が整っている倉庫で一時的に保管したい」、個人コレクターから「保有している美術品を整った環境で保管したい」といった要望が寄せられていた。

そこで同社は今回、一定の温度・湿度を保つ恒温恒湿機能を持った美術品専門の収蔵庫を京都で初めて新設。国内外への美術品輸送から保管、展示まで一貫して受託できる体制を整えた。

ヤマトロジ、京都に美術品保管用の収蔵拠点開設2

■ヤマトロジスティクス京都美術品センターの概要
所在地:京都市伏見区
恒温恒湿:温度22度DB±2度湿度55%RH±10%
消火設備:不活性ガス消化設備(窒素ガス仕様)
セキュリティ:24時間機械警備、防犯カメラ遠隔管理、認証カード入室