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ヤマトGL、美術品専用倉庫を京都に増設

2020年5月29日 (金)

拠点・施設ヤマトホールディングスは29日、傘下のヤマトグローバルロジスティクスジャパン(YGL)が、全国で5拠点目となる美術品専用の恒温恒湿倉庫を京都市伏見区に6月1日に開設すると発表した。

同倉庫は、温度20度、湿度55%に保つ恒温恒湿設備や不活性ガス消火設備、24時間セキュリティ設備などが備えられており、美術品の短期・長期保存に対応。YGLは伏見区内で同様の倉庫1か所を運用していたが、2022年度以降に文化庁が京都府に移転を予定するなど、今後さらに需要が見込めることから増設を決定した。

同社は現在、全国11か所の美術品取扱拠点を有し、美術品梱包輸送技能取得士やIPM(総合的有害生物管理)コーディネーターなどの専門技術を有する社員も多い。また、こうした社員を研修講師として大学に派遣するなど、人材の育成にも積極的に携わっている。


施設の概要
名称:ヤマトグローバルロジスティクスジャパン京都美術品支店横大路倉庫
所在地:京都府京都市伏見区
倉庫面積:500平方メートル
恒温恒湿:温度22度DB±2度、湿度55%RH±5%
消火設備:不活性ガス消火設備(窒素ガス仕様)
セキュリティ:有人、24時間機械警備、防犯カメラ遠隔管理、認証カード入室
保管条件:短期から長期まで対応、1ボックス(1m×1m×2mH)から対応