錠メーカーとIoT企業、スマートロック分野で協業

サービス・商品ドア錠などの製造・販売を行うゴール（大阪市淀川区）と、スマートロックシステム「カギカン」などを提供するQrio（キュリオ、東京都渋谷区）は27日、スマートロック分野における協業を発表した。「スマートロックを通じた新たな価値の創造」に向けて、ゴールの商物流・販路・メンテナンス網と、Qrioのスマートロック関連システムなどを活用した商品・サービスの共同開発・販売などに向けた検討を進める。

ECの拡大に伴うオートロック付きマンションへの「置き配」の増加などにより、スマートロックの活用や、安全に対する取り組みの重要性は年々増している。ゴールはドア錠に加えてカードロックや出入管理装置など、Qrioはスマートロックシステムに加えて、不動産事業者向けのクラウド型キーボックスサービスなどの各種IoTサービスを製造・販売しており、両社のリソースを合わせて新たなビジネスを開発したい考え。