アリソンジャパン、八王子市に物流センター開設

▲アスカテクノス本社（出所：アリソンジャパン）

拠点・施設中型・大型トラック向け自動変速機（AT）大手の米アリソントランスミッション（アリソン）日本法人のアリソンジャパン（東京都港区）は24日、アリソン製品の物流やカスタマイズ業務を担うアスカテクノス本社機能が東京都八王子市に移転・拡大したことに伴い、同施設で物流センターの稼働をことし1月に開始したと発表した。

新物流センターが稼働して以来、OEMメーカー向け変速機の出荷量は月40％増加、保管量も27％増加した。カスタマイズ作業スペースは29％拡大し、作業エリアのクレーンを増やして効率化を図ることで作業量の増加に対応する。出荷時の品質が天候に左右されないよう、屋内の出荷場を454メートル増床し、入出荷時の作業効率を引き上げた。

アリソンの物流業務を受託するアスカテクノスは、1997年にアリソンのサービス代理店および物流事業を開始し、2011年5月には販売代理店契約を結んでいる。アリソン製変速機をOEMメーカー向けにカスタマイズする事業や、首都圏を中心としたトラック・バス事業者向けに、中型・大型車の変速機の修理や点検、オーバーホール事業を行っている。