拠点・施設中型・大型商用車向けオートマチックトランスミッションの大手メーカー、アリソントランスミッション(アメリカ)の日本法人であるアリソンジャパン(東京都港区)は23日、サービスネットワークが過去10年間で7拠点から29拠点に拡大したことを発表した。アリソン製品搭載車の需要増大と、オーバーホールやメンテナンスサービスのニーズ増加に対応するため。
2010年に三菱ふそうエアロスターにアリソンTモデルが標準装備されて以来、大型路線バスの70%以上にアリソン製トランスミッションが搭載されている。2020年には中型路線バスへの搭載が始まり、22年にはジェイ・バス製中型路線バスにも標準装備されるようになった。これにより、23年にはアリソン搭載車は前年比2倍以上に増加している。
アリソンジャパンでは、オーバーホールを含むメンテナンスを推奨しており、アメリカ本社の研修を受講した認定サービスメカニックが対応している。22年5月には、地域統括代理店として筑豊製作所(福岡県新宮町)とディストリビューター契約を結び、中国、四国、九州、沖縄地域のサービス網を拡充。ことし1月には岡山県で三晃ヂーゼル(岡山市北区)とサービスディーラー契約を締結し、4月からはシナジー(名古屋市中区)が岐阜支店でアリソン製品のサービスを開始した。
■「より詳しい情報を知りたい」あるいは「続報を知りたい」場合、下の「もっと知りたい」ボタンを押してください。編集部にてボタンが押された数のみをカウントし、件数の多いものについてはさらに深掘り取材を実施したうえで、詳細記事の掲載を積極的に検討します。
※本記事の関連情報などをお持ちの場合、編集部直通の下記メールアドレスまでご一報いただければ幸いです。弊社では取材源の秘匿を徹底しています。LOGISTICS TODAY編集部
メール:support@logi-today.com