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カワチ薬品、東日本の飲料商品物流拠点網を構築

2022年7月13日 (水)

フードカワチ薬品は12日、東日本エリアを中心とした飲料商品の物流拠点ネットワーク「飲料物流センター」を開設すると発表した。関東甲信越と東北4県、静岡の1都14県における飲料商品の物流網を構築することにより、商品の集約化を図るとともに収益性の向上を目的とした店舗作業の効率化を促す狙いだ。

飲料物流センターは、「栃木センター」(栃木県芳賀町)▽「茨城センター」(茨城県常総市)▽「群馬センター」(群馬県伊勢崎市)▽宮城センター(仙台市)――の4か所に整備。対象エリアは関東1都6県と甲信越のほか東北4県(福島、宮城、山形、岩手)と静岡の計1都14県。ことし11月から順次、稼働する計画だ。

環境対策として、トラック台数の3割削減を目指す。さらに地域のインフラとしての使命を果たすため、店舗におけるローリングストックの最適な管理とさらなる効率化を図ることにより、機動性を確保して有事における各地域への迅速な対応につなげる。

カワチ薬品は「お客様の健康で快適な生活を実現する」という理念のもと、今回の飲料物流センターの開設を契機に、地域のインフラ機能を担うことで持続可能な社会の実現に努めていく。

また、カワチ薬品は同日、「栃木物流センター」(栃木県野木町)を2023年2月に新設することも発表した。

▲栃木物流センターの外観イメージ(出所:カワチ薬品)

新規出店の加速を見据えて、既存の関東物流センターを増強する意味合いから、栃木物流センターの新設を決定。個口の集約化で納品回数や時間を見直すことにより、店舗の生産性向上を図る狙い。

6万2810平方メートルに4万8102平方メートルの地上3階建てのセンターを建設する。