認証・表彰経済産業省は21日、大学などの研究成果を基に事業化した優れた企業をたたえる「大学発ベンチャー表彰2025」で、東京大学発のスタートアップである燈(あかり、東京都文京区)に経済産業大臣賞を授与したと発表した。表彰式は東京ビッグサイト(江東区)で開かれ、古賀茂明・経済産業副大臣が同社に賞を手渡した。

▲授賞式の様子(出所:燈)
燈は、東京大学大学院工学系研究科・松尾豊研究室から生まれた企業。生成AI(人工知能)や画像認識、シミュレーションなど先端技術を活用し、製造、建設、物流などの基幹産業に特化したソリューションを提供する。事業は、個別企業の課題に応じた「DXソリューション事業」と、業界固有のワークフローに最適化した「AI SaaS事業」の2本柱で展開している。受賞理由には、人手不足や業務の属人化といった構造的課題を捉え、現場に密着したプロダクト開発を行っている点が挙げられた。
大学発ベンチャー表彰は、14年度に始まった制度で、研究成果を起点に起業した企業の革新性や社会貢献性を評価し表彰する。今年度は41件の応募から6社が選出され、その中でも燈が最高位にあたる経済産業大臣賞を受けた。
■「より詳しい情報を知りたい」あるいは「続報を知りたい」場合、下の「もっと知りたい」ボタンを押してください。編集部にてボタンが押された数のみをカウントし、件数の多いものについてはさらに深掘り取材を実施したうえで、詳細記事の掲載を積極的に検討します。
※本記事の関連情報などをお持ちの場合、編集部直通の下記メールアドレスまでご一報いただければ幸いです。弊社では取材源の秘匿を徹底しています。
LOGISTICS TODAY編集部
メール:support@logi-today.com
LOGISTICS TODAYでは、メール会員向けに、朝刊(平日7時)・夕刊(16時)のニュースメールを配信しています。業界の最新動向に加え、物流に関わる方に役立つイベントや注目のサービス情報もお届けします。
ご登録は無料です。確かな情報を、日々の業務にぜひお役立てください。