両備HD、200人の乗務社員の採用を目指すPJ開始

産業・一般両備ホールディングス（HD）は28日、グループの交通運輸に携わる事業会社のトランスポーテーション＆トラベル部門が、バス、トラック、タクシー、フェリー、鉄軌道で、合計200人の乗務社員を採用するプロジェクト「宇宙一本気（マジ）な乗務社員採用プロジェクト」を27日から開始した。

▲宇宙一マジ採用を各種車両でPR（出所：両備HD）

トランスポーテーション＆トラベル部門は、乗務社員を必要とするバスユニット（バス事業会社）、トランスポートユニット（物流事業会社）、タクシーユニット（タクシー事業会社）、フェリーユニット（旅客船事業会社）、鉄軌道ユニット（鉄軌道事業会社）で構成する。

今回の採用プロジェクトでは採用説明やイベントを実施するほか、専用サイト「RYOBI MAJI RECRUIT」を開設。プロモーション動画「動画で宇宙一本気なインフォメーション」の配信やテレビCM「真夏に熱いリクルート大作戦」も放映する。

両備HDは交通運輸業界は恒常的に乗務担当社員の高齢化を深刻に受け止めており、公共交通、物流の各分野において積極的な採用活動を進めてきた。しかし、コロナ禍で乗務担当社員不足がますます深刻になり、加えて、物流の2024年問題も目前に迫っていることから、交通と物流を守るためには乗務担当社員の確保が急務となっていた。

こうした背景から、両備HDでは、グループ乗務社員の採用プロジェクトを立ち上げ、経営努力をしていくことを決めた。

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LOGISTICS TODAY編集部
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