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日野自のタイ子会社が空港近くにASEAN生産拠点

2023年7月27日 (木)

国際日野自動車は26日、タイの生産子会社である日野モータース・マニュファクチャリング・タイランド(タイ日野製造)が、トラック・バス生産・開発拠点「日野スワンナプームものづくりセンター」の開所式を同日行ったと発表した。ASEAN(東南アジア諸国連合)で拡大する需要への対応、タイの経済・雇用への寄与、従業員の商品開発(R&D)技術や専門スキルの教育・向上が目的。

新拠点はスワンナプーム国際空港から20キロのサムットプラカーン県ハンボー郡のアジア工業団地に位置し、敷地面積は40万平方メートル、総事業費は35億6000万バーツ(146億円)。ASEANにおけるトラック・バスの生産・開発拠点としてタイ国内の商品企画・生産・開発の機能を集約し、現地に適した車両の商品化・生産供給を行う。

タイ日野製造のチャイヤン・ニムヌアンポング社長によれば「将来的にはASEAN地域の日野従業員のためのトレーニングセンターを設置する」という。また、拠点内の10万平方メートル以上の敷地には自然の生態系を模し、多くの郷土樹木を植栽しており、教育機関や地域社会の環境生態系学習の拠点としての活用も見据えている。

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LOGISTICS TODAY編集部
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