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拠点・施設太陽工業（大阪市淀川区）は3日、新設実証実験施設「DXフィールド」が完工したと発表した。
DXフィールドは、膜構造建築工法「フレックスシステム」を採用し、柱を不要とする大空間を実現する。幅31メートル、長さ38メートル、軒高14.3メートル、延床面積1400平方メートルを確保し、屋根と外壁には光を穏やかに透過する膜素材を用いることで自然光を取り入れ、省エネルギーと快適性を両立している。着工から8か月での完工を実現した。
同施設は、ことし4月に大阪工業大学に新設された情報科学部実世界情報学科の開設に合わせて整備されたもので、ロボットやドローンなどスマートモビリティーサービスの研究・教育を支える拠点だ。物流、農業、防災などへの応用、多視点撮影システムによるVR技術開発、モーションキャプチャーを用いたスポーツ解析、ドローンスクールと連携した国家資格講座など、社会実装を見据えた多様な演習・研究に活用される。
▲大阪工業大学「DXフィールド」外観（出所：太陽工業）
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