東名高速の自動運転トラック走行実証映像が公開

調査・データ米自動運転トラック技術開発のTuSimple Holdings（トゥーシンプルHD）日本支社のTuSimple JAPAN（トゥーシンプル・ジャパン、東京都中央区）は25日、日本市場への本格参入を表明するとともに、2023年1月から実施している東名高速道路での自動運転トラックの走行実証のテスト動画を一部公開した。

▲走行実証に使用した自動運転トラック（出所：TuSimple JAPAN）

同社は年内に東京・名古屋間での自動運転トラック走行実証をクリアした後、2024年からは完全無人自動運転トラック走行実証に向けた準備を行う予定だ。具体的には東京側の物流センターから名古屋側の物流センターまでの自動運転トラックの走行実証、東京・大阪間での自動運転トラック走行実証に着手する。その後、自動運転トラックの台数を増加し、事業検証における実証を重ねた上で、本格的な実運用開始も検討する。

トゥーシンプルは米カリフォルニア州サンディエゴに本社を置き、多国籍な600人で構成する研究開発チームを携えており、21年には自動運転技術会社として初めて証券市場（ナスダック）に上場。19年から米国物流企業に対して自動運転トラックを用いた物流サービスを提供しており、21年12月には、米国で世界初となる自動運転トラックに完全無人走行テストを成功させた。

■東名高速道路における自動運転トラックの実証実験（出所：TuSimple JAPAN）

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LOGISTICS TODAY編集部
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