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ONEがアジア向け喜望峰経由のサービスを発表

2024年9月20日 (金)

ロジスティクスONE(オーシャン・ネットワーク・エクスプレス)は12日、2025年の東西航路サービスについて、アジア・北欧、アジア・地中海、およびアジア・米国東海岸向けの航路において、喜望峰経由のサービスを提供することを発表した。これは、現在の紅海情勢を注視する中、顧客に安定した輸送サービスを提供するための措置である。
アジアと北欧を結ぶ航路としては、6つのルートが設定されている。

FP1では、東京、シンガポール、ロッテルダム、ハンブルク、ル・アーヴルなどを経由する。また、FN2やFE3、FE4、FE5、FE6といった複数のルートが各港を結び、ヨーロッパへの輸送を行う。特に、FE5ルートでは、ロッテルダムをはじめとする主要港を含む複数の欧州都市を経由し、アジアとの物流を支える。また、インド洋エクスプレス(IOX)も、この新ルートに含まれ、インドとヨーロッパを結ぶ重要な航路として機能する。

アジア・地中海間のサービスには、MD1、MS2、MD3、MD4、およびインド洋地中海(IOM)が含まれる。これらのルートでは、アジアの主要港からシンガポール経由で、ピレウス、ジェノヴァ、バルセロナ、ダミエッタといった地中海の主要港に至る。また、IOMルートでは、インドのムンドラ港やカラチ港から地中海諸国への輸送が可能である。

アジアと米国東海岸を結ぶルートとしては、EC3が設定され、アジアからシンガポール、喜望峰を経由し、米国東海岸の主要都市であるニューヨーク、サバンナ、ジャクソンビル、ノーフォークなどに寄港する。この航路は、アジアと米国間の貿易を促進するために重要な役割を果たしている。

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LOGISTICS TODAY編集部
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