シグマクシス、GX市場ビジネス戦略レポ発売

調査・データコンサルティング事業のシグマクシスは21日、同社が執筆を担当したレポート「GXビジネス 事業創出・参入戦略」が日経BPから発売されたと発表した。このレポートは、地球温暖化など環境問題への対応と経済成長の両立を目指すGX（グリーントランスフォーメーション）分野での事業機会や戦略的参入方法を多角的に分析したもの。

国連環境計画（UNEP）の試算によると、気候変動対策に必要な資金と現状の資金提供のギャップは年間50兆円に達し、この不足額がそのままGX市場の潜在規模とされる。同レポートは、企業がこの巨大市場でどのようにビジネスチャンスを見出し、地球環境の改善に寄与するかについて具体的な指針を提示している。

脱炭素とネイチャーポジティブの2つの観点から市場を分析。さらに、食、生活用品、アパレル、ハイテク機器、街づくり、ユーティリティ、リテールの7分野を対象に、調達から製造、流通、廃棄までのサプライチェーンに沿ったビジネス領域を検討している。また、138の有望なGX関連技術の成熟度や将来性を評価し、それらを活用するためのロードマップを提示。加えて、国際的な政策イニシアティブや各国の規制動向についても網羅的に解説している。

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LOGISTICS TODAY編集部
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