
(出所:スギヤマゲン)
メディカルスギヤマゲン(東京都文京区)は8日、研究用血液製剤のドローン配送実証実験動画をアップしたと発表した。同実証では、沖縄県の浦添市から名護市まで50キロにわたり血液を輸送し、医学的検査の結果、通常輸送と比較しても血液の品質に問題ないことを確認した。
沖縄県内では血液製剤の輸送において、交通渋滞や地理的制約による遅延リスクが課題となっており、ドローンによる輸送手段がその解決策として注目されている。同社は、医薬品・血液・検体・食品などの輸送を支える温度管理技術の開発・提供をしているが、同実証においてはドローン機内のスペースや飛行環境を考慮したドローン用輸送容器を開発した。また、血液製剤輸送に求められる温度帯(2度-6度)を安定して維持する保冷剤も提供し、飛行中の温度変化を最小限に抑えた。
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