ジャーマンバイオニック、新型AIパワースーツ発表

サービス・商品GBS（東京都中央区）は28日、同社グループでロボティクスのパイオニアであるジャーマン・バイオニック（ドイツ）が、物流や製造現場向けに設計された新型パワースーツ「Exia」を発表したと明らかにした。Exiaは、拡張AI（人工知能）を活用してユーザーの動作を学習し、最大38キロの持ち上げ作業を支援する機能を備える。物流作業の負荷軽減と安全性向上を狙い、作業者の行動に応じてリアルタイムにサポート内容を最適化する。

▲新型パワースーツ「Exia」（出所：GBS）

同スーツは、ジャーマン・バイオニック独自のクラウド分析プラットフォーム「German Bionic IO」により、持ち上げ回数や使用時間などを可視化できるほか、アプリを通じた使用状況の確認やコーチング機能も提供する。OTA（Over-The-Air）によるソフトウェア更新も可能で、継続的な学習と性能向上を実現する。

Exiaは28日から29日まで米国・ニューヨークで開催される「Future of Everything」カンファレンスで初公開され、6月11日からフランス・パリで開催される展示会「VivaTech」で欧州デビューする。

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LOGISTICS TODAY編集部
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