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東京都、貨物輸送評価の星取得事業者が402社

2025年7月3日 (木)

認証・表彰東京都は1日、貨物自動車運送事業者のCO2削減の取組を評価する「東京都貨物輸送評価制度」の2025年度評価取得事業者と、5年・10年連続評価取得事業者を決定したと発表した。

「貨物輸送評価制度」は、自動車からのCO2削減を推進する仕組みとして、貨物自動車運送事業者(緑・黒ナンバー事業者)のエコドライブなどの日常的な努力を実走行燃費で評価する制度。東京都が蓄積した月単位の燃費データ86万件から車種・重量などにより設定した70の車両区分の平均燃費値(ベンチマーク)をもとに、事業者の個々の自動車の実走行燃費の偏差値を算出し、各事業者の全車両の平均偏差値で評価。

評価を取得すると、「安全性優良事業所」の認定(Gマーク)取得時の加点項目となる、荷主である中小企業者が「三つ星評価」を取得している貨物自動車運送事業者を利用した場合に運送にかかる経費の2分の1(上限100万円)を都が補助するといったメリットがある。

今年度、三つ星評価を取得した企業は70社、二つ星は184社、一つ星は148社、合計402社だった。

5年連続評価取得事業者は25社で、うち5年間、特に高い評価(星数)を継続した最優秀事業者は井門サービス(東京都品川区)、千歳運輸(東京都練馬区)、富士運送(香川県高松市)、丸一物流(東京都板橋区)、武蔵関運輸(東京都練馬区)の5社だった。

10年連続評価取得事業者は33社で、うち10年間、特に高い評価(星数)を継続した最優秀事業者は島村運輸倉庫(東京都江戸川区)、シムスサービス(千葉県鎌ケ谷市)、平野商運(愛知県一宮市)、藤岩運輸(東京都江戸川区)、富士宮運輸(川崎市多摩区)、横川貨物(東京都東村山市)、ロジックスライン(千葉県成田市)の7社だった。

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