
▲ニューアルした中型恒温恒湿室(出所:日通NECロジスティクス)
サービス・商品NIPPON EXPRESS ホールディングスの物流子会社、日通NECロジスティクス(川崎市中原区)は3日、東京都府中市の「品質評価センター」の試験設備に、新たな中型恒温恒湿室を導入したと発表した。従来よりも低温低湿度の環境での試験が可能で、製品や包装貨物の評価試験サービスを強化する。
同社では、医薬品や精密機器、自動車部品などの製品の輸送や保管、使用時などに、天候や外気温がどのような影響を及ぼすのかを検証する「温湿度環境試験サービス」を手掛けている。
近年、SDGsやサステナビリティへの関心が高まる中、製品の故障率を低減し廃棄物を削減することや、長期間にわたり製品の品質、信頼性を維持することが求められている。このため、製品の耐久性評価に対するニーズも年々高まり、多様化してきた。こうしたニーズに対応するため、同社は試験対応範囲の拡大を図った。
新たな設備の導入で、試験範囲はマイナス40度から80度、湿度10%から95%となる。
同社は「新たな機器導入を契機に、今後も多様化する企業のニーズに合わせた試験サービスを強化し、サステナビリティ経営やサプライチェーンの効率化をサポートする」としている。
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