日通NECロジ、包装貨物の評価試験サービスを強化

ロジスティクス日通NECロジスティクスは20日、東京都府中市にある「品質評価センター」の試験設備を拡充し、製品と包装貨物の評価試験サービスを強化すると発表した。

同社は、従来の大型・中型の恒温恒湿室に加えて小型の恒温恒湿槽を導入し、製品の輸送・保管・使用などの状況において、天候や外気温が製品にどのような影響を及ぼすか、製品が温湿度の影響を受けやすい場合の対策や耐久性を確認方法を検討する。

対象業種は、医薬品、精密機器、自動車部品など。試験方法は、温湿度サイクル試験を行い製品の環境特性の検査を実施。試験範囲は温度マイナス40度～100度、湿度20%～98%。対応工業規格は、JIS Z 0200:2013、JIS Z 0200:2020、JIS Z 0200:2023、JIS Z 0203、ISTA、JIS、ISO、ASTM、MIL、NDS、UN。

同社によると製品の故障率を下げ廃棄物を減らし、長期間の製品信頼性の維持を確保することでSDGsやサステナビリティに対応するため、製品の耐久性を評価するニーズは増加傾向にあるという。

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LOGISTICS TODAY編集部
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