
(出所:ミスミグループ本社)
認証・表彰ミスミグループ本社は17日、日本ロジスティクスシステム協会(JILS)が主催する「第39回全日本物流改善事例大会」で、「最優秀物流改善賞(物流業務部門)」を受賞したと発表した。同大会では42件の改善事例が発表され、同社の取り組みが最も優れた事例として選出された。
ミスミが発表したのは、物流現場の省人化と品質向上を両立するために開発・導入した「画像・計量DPC(デジタルピッキングカート)」による改善事例。数十万点に及ぶ取扱商品の特性に応じて、画像認識または重量測定により品目を自動識別する仕組みを取り入れ、ピッキング作業の精度と効率を大幅に高めた。結果として、生産性21%向上、人員44人削減、品質42%良化、業務デジタル化率70%という成果を達成している。
審査を担当した実行委員会は、「現場を主役とした改善活動が、人とシステムの進化を両輪で推進し、物流DXの模範となる取り組み」と高く評価。「システム投資を最大化するための現場視点の改善プロセスが、同業他社にとっても参考になる」として、今回の最優秀賞にふさわしい事例とした。
■「より詳しい情報を知りたい」あるいは「続報を知りたい」場合、下の「もっと知りたい」ボタンを押してください。編集部にてボタンが押された数のみをカウントし、件数の多いものについてはさらに深掘り取材を実施したうえで、詳細記事の掲載を積極的に検討します。
※本記事の関連情報などをお持ちの場合、編集部直通の下記メールアドレスまでご一報いただければ幸いです。弊社では取材源の秘匿を徹底しています。
LOGISTICS TODAY編集部
メール:support@logi-today.com
LOGISTICS TODAYでは、メール会員向けに、朝刊(平日7時)・夕刊(16時)のニュースメールを配信しています。業界の最新動向に加え、物流に関わる方に役立つイベントや注目のサービス情報もお届けします。
ご登録は無料です。確かな情報を、日々の業務にぜひお役立てください。