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M&Aカナダのコンビニ大手アリマンタシォン・クシュタール（ACT）は16日、セブン＆アイ・ホールディングス（セブン＆アイ）に対し買収提案をしていた件について撤回したことを発表した。
同社はことし初めにセブン＆アイの普通株式1株につき2600円で取得する旨の提案を行っており、これが実現すれば7兆円規模の大型買収になる予定だった。同社によると、セブン＆アイが建設的な協議に応じず、これまでに実施されたのは厳しく制約されたマネジメント・ミーティングが2回、許容されたデュー・デリジェンスについてもごく限られた僅かなものだったため、ガバナンス体制に対して強い懸念を抱いたことを撤回の理由とした。
これに対しセブン＆アイは同社が協議を一方的に終了し、買収提案を撤回する決定を下したとの見解を表明。ACT側のリリースにおける数多くの誤った記述について賛同しかねるとしたものの、想定され得たものとして受け止めているとの見解を示し、主要事業における業績の早急な改善にむけた取り組みに引き続き注力するとした。
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