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作業者25%効率化、歩数65%削減などの実績を評価

LIXIL名張工場、効率化実績でシリウスのAMR続投

2025年7月17日 (木)

荷主AMR(自律走行型搬送ロボット)のシリウスジャパン(東京都中央区)は16日、LIXIL名張工場(三重県名張市)が、同社のAMR「FlexSwift MAX」のRaaS(Robotics as a Service)契約を更新し、運用を継続すると発表した。ピッキング作業の標準化や作業者負担の軽減を目的に導入され、作業者人数を25%効率化、作業者の歩数を65%削減するといった導入成果が評価された。

▲LIXIL名張工場で稼動するシリウスAMR

LIXIL名張工場では、玄関ドアやインテリア建材の製造ラインにおけるピッキング作業の効率化と標準化が課題となっていた。シリウスジャパンのFlexSwift MAXを導入した結果、作業者人数の25%効率化(省人化)、作業者歩数の65%削減(移動負担の大幅軽減)に加え、これまで1人あたり5日間を要していた作業習得時間が、わずか30分に短縮されるなど、作業者の即戦力化にも大きく貢献した。

これらの実績により、工場内の作業効率化と現場改善が進み、安定した稼働と効率を維持していることが、今回の運用継続の決め手となった。

シリウスジャパンは、今後も最新のロボティクス技術とAIの活用を通じて、LIXIL名張工場をはじめとする製造業の物流革新を促進する方針。企業のスマートファクトリー化を支援し、持続可能な生産プロセスの構築に貢献していくとしている。

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