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サービス・商品ソフトバンクロボティクス（東京都港区）は29日、大規模施設向けAI（人工知能）搭載ロボット掃除機「PUDU MT1」の販売を開始したと発表した。ロボットはプードゥ・テクノロジー（中国）製で、商業施設や物流拠点、工場など広域な清掃が求められる現場での省人化と衛生管理強化を目的とする。
▲ロボット掃除機「PUDU MT1」（出所：ソフトバンクロボティクス）
PUDU MT1は、サッカーコート14個分の広さにもなる最大10万平方メートルの清掃に対応可能で、AIカメラによるごみ識別やスポット清掃機能を備える。さらにLidar SLAM（ライダースラム）やVSLAMを活用した高度な自律走行により、動的な環境でも効率的な清掃を実現する。
ソフトバンクロボティクスは導入促進の一環として、12月末まで清掃面積3000平方メートル以上の施設を対象に、最大2週間の無料トライアルキャンペーンを実施。対象社数は50社で、応募多数の場合は抽選となる。人手不足が深刻化するなか、同社は清掃現場の省力化と効率化に貢献する製品として提案している。
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