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拠点・施設シーバロジスティクス（フランス）は3日、イヴェコグループ（イタリア）と新契約を締結し、ブラジル・ポウゾアレグレに新たな部品配送センターを建設すると発表した。イヴェコグループは成長する物流業務を支えるため、9300万レアル（26億6300万円）を投資する。
新センターは敷地面積2万平方メートルで、2026年4月の稼働開始を予定。サンパウロ州にある既存拠点の能力制約を補う代替拠点となり、シーバロジスティクスが施設の管理・運営を担う。
▲ブラジルに新たに建設する部品配送センター（出所：シーバロジスティクス）
ワイヤレス倉庫管理システム（WMS）を導入し、トレーサビリティーや在庫移動のリアルタイム監視を実現する。これにより、配送速度と精度を高めるとともに、将来的な拡張にも対応できる。
シーバロジスティクスはブラジルでの倉庫業務を急拡大しており、過去12か月で倉庫容量を15万平方メートル増やし、全国で30万平方メートルに到達した。今後3年間でさらに20万平方メートルを追加し、28年までに62万平方メートル規模の契約物流スペースを確保する計画だ。
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