ピックアップテーマ
 
テーマ一覧
 
スペシャルコンテンツ一覧

日通、インドネシアでハラール一貫輸送体制確立

2018年8月21日 (火)

▲日通インドネシア物流倉庫外観

ロジスティクス日本通運は21日、同社の現地法人日通インドネシア物流と、NEXロジスティクスインドネシアが、それぞれ6月と7月にインドネシアのハラール認証機関であるインドネシア・ウラマー評議会食料・薬品・化粧品研究所からハラール認証を取得した、と発表した。

これにより、4月に取得したインドネシア日本通運と合わせて、グループ3社が航空・海運フォワーディング、倉庫保管、配送までの包括的なハラール物流サービスの提供が可能となった。日通インドネシア物流では、すでに1万8000平方メートルの倉庫で、グローバルに事業展開する顧客のハラール食品の取り扱いを開始している。

インドネシアでは、ハラール製品の需要が高く、経済発展による消費需要や人口増加により、ハラール市場のさらなる拡大が見込まれている。

また、2019年にインドネシアで流通、取引される食品・化粧品・医薬品にハラール認証取得義務を課す法律の施行も予定されており、同国国内の消費者や関連企業の注目が高まりつつある。