日通、インドネシアでもハラール認証取得

▲ハラール認証を取得した倉庫の1つである「ミトラカラワン・ロジスティクス・センター」

認証・表彰日本通運は17日、同社現地法人のインドネシア日本通運が12日付で、インドネシアのハラール認証機関であるインドネシア・ウラマー評議会食料・薬品・化粧品研究所（LPPOM-MUI）からハラール認証を取得したと発表した。

インドネシア日通は主に航空フォワーディング事業を手掛ける現地法人で、同社が今回取得した認証はインドネシア国内での輸送・倉庫保管が対象のもの。今後はインドネシアでのサプライチェーンを幅広くサポートするため、同国で海上フォワーディング事業や倉庫保管事業を手がけるほかのインドネシア現地法人2社でも認証取得の準備を進めている。

日通は、マレーシアで倉庫・運送に関するハラール認証を、日本で倉庫・輸送に関するハラール認証をそれぞれ取得している。

インドネシアでは、2019年に同国で流通、取引される食品・化粧品・医薬品にハラール認証取得義務を課す法律の施行が予定されている。

▲ハラール製品を取り扱う航空貨物センターのトラック