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日通、インドネシアでハラール認証拠点拡大

2020年8月27日 (木)

▲ブカロジスティクスセンター(出所:日通)

拠点・施設日本通運は27日、インドネシア法人のNEXロジスティクスインドネシアがジャカルタ中心部に隣接するゴーベル工業団地内の同社物流拠点「ブカシロジスティクスセンター」で、同国のハラール認証機関「インドネシア・ウラマー評議会食料・薬品・化粧品研究所」から認証を取得したと発表した。日通インドネシア法人による認証取得は、「デルタマスロジスティクスセンター」に続き2拠点目。

ブカシロジスティクスセンターは倉庫面積4万5800平方メートルのうち冷凍エリア200平方メートル、冷蔵エリア700平方メートル、定温エリア1847平方メートルを備え、幅広い温度帯でハラール製品を保管できるのが特徴で、2019年3月に開設した。

日通グループがインドネシアでハラール認証を取得したのはNEXロジスティクスインドネシアが3社目で、ほかのグループ企業と併せて、航空・海運フォワーディング、倉庫保管、配送まで、包括的なハラール物流サービスを提供する体制が整っている。

同国では人口2億6000万人のおよそ9割をイスラム教徒が占めており、19年10月には食品・化粧品・医薬品の生産・流通企業に対し、ハラール認証の取得義務を課したことで、認証物流拠点の需要が高まっている。