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倉庫勤務者の離職意識51%、身体負担と待遇に不満

2026年10月2日 (金)

調査・データExotec Nihon(東京都港区)は2日、倉庫・物流センター勤務者を対象に実施した就業実態調査の結果を公表した。転職や離職を意識している人は全体の51.0%に上り、20代では65.5%、30代では60.9%となった。人手不足が続く物流現場で、採用だけでなく定着に向けた職場環境の改善が課題となっている。

▲転職や離職を意識している人の割合(クリックで拡大、出所:Exotec Nihon)

調査は8月21日から27日にかけて、製造業、卸売・小売業、物流関連業に勤務し、倉庫業務を週3日以上行う20−69歳の男女1031人を対象にインターネットで実施した。回答者のうち438人がパート・アルバイト、580人が会社員だった。

転職・離職を考えている526人に理由を複数回答で尋ねたところ、「身体的負担が大きい」が39.7%で最多となり、「給与・待遇面への不満」の39.4%をわずかに上回った。雇用形態別では、パート・アルバイト層で「身体的負担」が45.8%と最も高かった一方、会社員層では「給与・待遇面への不満」が43.2%で首位となった。

▲転職・離職を考える理由(クリックで拡大、出所:Exotec Nihon)

日常業務で「重い荷物の持ち上げ・運び出し」を大変だと答えた割合は、パート・アルバイト層が57.1%、会社員層が39.0%で、18.1ポイントの差があった。性別では女性52.7%、男性43.5%だった。一方、勤務中の歩数が1万歩以上とした割合は全体で35.7%に達した。

5年以上勤務している566人に継続理由を尋ねると、「業務に慣れていて楽」が35.0%、「自宅からの通勤アクセスが良い」が34.6%、「転職するのが面倒」が32.7%で上位となった。「給与に満足している」は9.2%、「身体的負担が少なく働きやすい」は3.7%にとどまった。

ロボットに任せたい業務では、「重いものの持ち上げ・移動」が全体の62.0%で最多。パート・アルバイト層では66.2%、会社員層では58.8%だった。倉庫内作業用ロボットの導入を「してほしくない」と答えた割合は全体で14.3%だった。

Exotecは、こうした結果を踏まえ、倉庫自動化を省人化だけでなく、身体的負担の軽減や人材定着、生産性向上につなげる投資として捉える必要があるとしている。

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