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エンリッション、インドの車部品梱包企業に出資

2026年10月14日 (水)

M&AENRISSION INDIA CAPITAL(京都府京都市)は14日、輸出用自動車部品の梱包・輸送効率化を手掛けるインドのEconovus(マハーラーシュトラ州)に出資したと発表した。運営する「エンリッションSP26インド投資事業有限責任組合」を通じ、同社のプレシリーズAラウンドに参加した。

Econovusは2019年設立のスタートアップで、自動車部品などの輸送用梱包材や運搬材を開発・販売している。完成車を部品の状態で輸出し、輸出先で組み立てるCKD方式向けに、部品の形状や物流条件に応じた梱包設計を手掛ける。

インドでは「Make in India」政策やサプライチェーンの中国依存を見直す動きを背景に、自動車部品の輸出市場が拡大している。一方、輸出用の梱包材や運搬材には使い捨ての木製資材が多く、輸送時の重量増加やコンテナ積載効率の低下が物流コストや環境負荷につながっているという。

Econovusは、CKD部品向けの梱包設計から試作、量産化、輸送状況のモニタリングまで一貫して対応する。梱包材だけでなく、コンテナ1本当たりの積載量なども考慮して物流設計を行う。

同社の「ペーパーパレット」は、紙をベースとした独自素材で木製パレットを代替する。必要な強度を保ちながら材料費を25%削減できるほか、軽量化による運賃低減も見込む。梱包材と物流設計の最適化により、顧客では最大30%のコスト削減を実現したとしている。

ENRISSION INDIA CAPITALは、インド工科大学(IIT)を中心とするアーリーステージのスタートアップに投資するベンチャーキャピタル。Econovusの独自素材と設計力を評価し、今回の出資を通じて自動車サプライチェーンの物流効率化と環境負荷低減に取り組む同社の事業拡大を支援する。

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