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JR貨物・12月輸送動向、自動車部品の荷動き増加

2020年1月16日 (木)

調査・データJR貨物が16日に発表した2019年12月の輸送動向によると、コンテナが178.5万トン(前年同月比5.2%減)、車扱が94.4万トン(前年並み)の合計272.9万トン(3.5%減)となった。

コンテナは、関東地区内の建設発生土・焼却灰などのエコ物資輸送が26.3%増と好調を維持したほか、自動車部品が4.6%増と大手自動車メーカー・九州地区の増産を反映した。

一方、紙・パルプは、国内需要減少で11.9%の大幅減送。米中貿易摩擦の影響を受けた化学工業品(8.2%減)、化学薬品(10%減)も前年を下回ったほか、清涼飲料水、酎ハイなどに押されて市場縮小が続くビールなどの食料工業品の輸送も7.2%減と低調に推移した。

車扱は、年末年始の長期連休に向けた送り込み需要が好調で、石油が前年を上回り、車扱全体では増減なしとなった。