産業・一般瀬田月輪自動車教習所(滋賀県大津市)は14日、物流倉庫分野での外国人材の受け入れ拡大を見据え、インドネシア語に対応したフォークリフト運転技能講習を展開していると発表した。初回講習ではインドネシア人4人全員が所定の講習を修了し、修了証の交付を受けた。次回は12月に開催する予定。

▲インドネシア語対応フォークリフト技能講習の様子(出所:瀬田月輪自動車教習所)
同社が運営する月の輪自動車教習所では、インドネシア語の通訳と翻訳教材を活用し、外国人受講者がフォークリフトの操作方法や安全に関する知識を理解できる環境を整えている。物流倉庫や製造現場で必要となる技能の習得を支援し、外国人材が担当できる業務の幅を広げることを目指す。

▲インドネシア語通訳を交えながら実技講習を受ける受講者(出所:瀬田月輪自動車教習所)
講習を開始した背景には、物流業界や製造業で外国人材の活躍が広がり、フォークリフト資格の取得ニーズが高まっていることがある。物流倉庫分野が特定技能制度と育成就労制度の対象に追加されることが決まり、外国人材が必要な資格を取得し、安全に活躍できる教育環境の整備が今後ますます重要になるとしている。
同教習所では、これまで外国人向けの運転免許取得支援を通じてインドネシア人受講者を指導してきた。その中で、フォークリフト資格取得を希望する声や、外国人材を雇用する企業から受講環境の整備を求める声が寄せられたことから、インドネシア語対応の講習を始めた。
初回講習は6月22-26日の5日間に実施し、インドネシア人4人が参加した。学科では安全教育や事故防止に関する知識を学び、実技では実際にフォークリフトを操作し、荷物の運搬や積み付けなどの基本動作を習得した。
受講者4人全員が所定の講習を修了し、フォークリフト運転技能講習修了証の交付を受けた。同教習所は、外国人受講者についても基準を下げるのではなく、母国語による支援を通じて内容を理解し、安全に作業できる力を身につけることを重視している。
次回講習は12月14-18日の5日間、各日9時から18時30分まで開催を予定している。定員は10人で、定員に達し次第、受け付けを終了する。申し込みや詳細は同教習所の公式サイトで案内している。
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