ロジスティクスASTRO GATE(東京都あきる野市)は15日、宇宙港の企画・運営や周辺ビジネスの創出を目指す異業種連携組織「Spaceport Alliance for Knowledge, Utilization, Research & Advancement」(SAKURA)を本格始動したと発表した。インフラ、物流、エネルギー、建設、観光、金融などの企業・研究機関20社・機関が参画する。
参画企業には、三菱倉庫、日本航空、東日本旅客鉄道、JFEエンジニアリング、日建設計、JTB、三井住友銀行、三菱UFJフィナンシャル・グループなどが名を連ねる。東京大学先端科学技術研究センターや室蘭工業大学も参加する。
SAKURAでは、スペースポートや宇宙輸送に関する国内外の動向を収集するとともに、物流、エネルギー、製造、観光など周辺分野の事業案件創出・実行や、研究開発資金の獲得、建設・運営に関する技術検討を進める。
背景には、ロケットや人工衛星の打ち上げ需要の拡大がある。同社によると、2025年には世界で300機を超えるロケットが打ち上げられ、4000機超の人工衛星が軌道投入された。今後の需要増加に伴い、宇宙港や周辺インフラの整備が課題になるとしている。
本格始動までの1か月間には、会員向けキックオフを開催したほか、宇宙港や宇宙輸送の動向をまとめたレポートを3回発行し、7件の案件ワーキンググループで参画企業の募集を開始した。
今後は、参画企業・機関の知見を生かし、具体的な事業案件の獲得や共同研究開発、地上インフラ構築に向けた検討を加速する。協力機関としてSpace Port Japanと次世代型宇宙港ワーキンググループが参加している。
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