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牛乳宅配網を活用、社食配送の効率化進める

2026年10月15日 (木)

ロジスティクスKOMPEITO(東京都品川区)は15日、完全子会社のODYデリバリーズを通じ、首都圏で牛乳宅配事業を運営する3社から計7店舗の事業承継を完了したと発表した。地域密着型の配送網をグループに取り込み、設置型社食サービス「OFFICE DE YASAI」(オフィスでやさい)との配送共通化を進める。

事業承継は2024年11月、25年9月、同11月の3回に分け、いずれも上場前に実施した。承継手続きなどが全て完了したことから、今回開示した。ODYデリバリーズの配送ネットワークは、26年8月末時点で首都圏1万軒規模に拡大した。

KOMPEITOは、8月末時点で全国7056社に「オフィスでやさい」を展開している。生鮮・冷凍食品を届ける事業では、配送品質や配送コストの管理がサービス品質と収益性に直結することから、配送機能そのものを重要な経営基盤と位置付け、自社配送網の拡大に取り組んでいる。

牛乳宅配店とは従来、同サービスの配送委託を通じて連携してきた。今回承継した配送網との共通化により、自社配送エリアを広げる。自社配送では顧客の同意を得た場合に、配達員が冷蔵庫への商品陳列や賞味期限切れ商品の回収まで行い、顧客の商品入れ替えや在庫管理の負担軽減につなげる。配送コストの最適化も図る。

さらに、「オフィスでやさい」の商品や乳製品に加え、KOMPEITOが扱う他の商品も同じ配送網に順次載せ、1配送当たりの効率向上を目指す。

承継後の統合では、牛乳宅配・物流配送業界の経験者による運営体制を構築。複数店舗の配送網の統合・再設計や営業活動の強化、数値管理、調達、採用・労務、ITなどの経営管理機能の標準化を進め、承継事業単体の収益向上を実現しているという。

同社は、複数の配送事業を統合しながら自社配送網を広げる取り組みを「ロールアップ型物流内製化戦略」として推進する。今後も事業譲受を積極的に検討する方針で、事業承継・M&Aの相談窓口も設置した。

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