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スペースデータ、物流ロボットの導入前検証を支援

2026年10月16日 (金)

サービス・商品スペースデータ(東京都港区)は15日、ロボットの現場実装基盤「RobotBrain(ロボットブレイン)」向けに、ドローンや人型ロボットなどを対象とする物理シミュレーションデモ5種を公開したと発表した。物流施設の点検や荷物搬送などを題材に、作業の成否を左右する条件を導入前に検証できる。

公開したのは、ドローンによる施設点検、人型ロボットの協働搬送、四足歩行ロボットの走破性、ロボットアームによる精密挿入、2機のドローンによる吊り荷搬送の5種類。荷物の重さや地形、風、部品の位置ずれなどの条件を変え、成功・失敗の理由を物理計算と数値で確認できる。

物流施設向けの「Inspection Evidence Twin」では、確認が不十分な場所を優先する方法と固定ルートによるドローン点検を比較。同じ時間と機体数でどこまで確認できるかを、距離や角度、建物による遮蔽などを踏まえて評価する。

▲Inspection Evidence Twinの画面(出所:スペースデータ)

人型ロボット向けの「CarryLab」は協働搬送を想定し、荷物の実際の重量とロボットに伝える重量、床の滑りやすさ、重心の違いが姿勢や関節の負荷に与える影響を検証する。「StrideLab」では、四足歩行ロボットについて段差や狭い通路、床の摩擦による姿勢や安定性の変化を確認する。

▲人型ロボットの協働搬送(出所:スペースデータ)

ロボットアーム向けの「ContactLab」は、部品の位置がずれた際に、接触時の力を手がかりに挿入する方法と位置制御だけで挿入する方法を比較する。「TetherLab」では、2機のドローンで荷物を吊って運ぶ際の揺れを再現し、移動指令の違いによる影響を確認する。

RobotBrainは、仮想空間で検証した機種や台数、配置、制御、安全条件を実機へ反映し、現場で得た実測データを仮想空間へ戻す仕組みを備える。

スペースデータは今後、物流や施工現場の課題に応じて物理シミュレーションの題材を拡充し、ロボット導入前の検証に活用するとしている。

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