環境・CSR青山商事(広島県福山市)は16日、グループ会社のエム・ディー・エス(岡山県井原市)と、使用済みののぼり旗や懸垂幕を回収し、再び同製品へ再生する水平リサイクルの仕組みを本格始動すると発表した。今回は他社の使用済み繊維製品をリサイクルしており、今後は自社の使用済みのぼり旗を再生・活用する。
同社の販促用のぼり旗は約4か月に1回のペースで入れ替わり、使用できなくなったものは廃棄されるため、資源の有効活用が課題となっていた。今回、衣類循環の取り組み「WEAR SHiFT(ウエアシフト)」で培った仕組みを店舗販促物へ広げる。
使用済みのぼり旗や懸垂幕は、既存の物流に同梱して回収し、輸送時の環境負荷を抑える。回収した資材はエコログ・リサイクリング・ジャパンでペレット化し、再生糸を経て新たなのぼり生地へ再資源化する。この仕組みにより、新たな糸の生産までのCO2排出量を従来比で約55%削減したという。
リサイクルの障壁となるハトメの除去は、特例子会社「青山ストーリー」の従業員が手作業で担う。環境負荷の低減と多様な人材の活躍を両立させる。
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