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PC3R推進協会調べ

使用済みPCの再資源化、13年度は5.8%増加

2014年6月24日 (火)

ロジスティクスパソコン3R推進協会は23日、2013年度の使用済みパソコンの回収再資源化実績が89万2000台となり、12年度から5.8%増加したと発表した。

集計対象は同協会の会員企業で、13年度に回収したモニターを含む使用済パソコンの再資源化処理実績、製品リユース実績などを調べた。

このうち、家庭から回収したパソコンは6%増の47万3000台、法人から回収したパソコンも5.5%増の41万9000台で、ともに前年度を上回った。

家庭系パソコンは、リサイクルのための回収量が6.6%増の44万9000台となったものの、製品リユースのための回収量は4.3%減の2万4000台にとどまった。一方、事業系パソコンは、リサイクルのための回収量が1.8%の30万9000台、製品リユースのための回収量が17.5%の11万台となり、ともに前年度を上回った。

これらの結果について、同協会では「パソコンのメーカー回収がようやく根付いてきたことに加え、WindowsXPサポートの終了や消費税増税の影響による買い替えの促進が結果に結びついた」とみている。

▲回収した使用済パソコン台数(出所:パソコン3R推進協会)

▲回収した使用済パソコン台数(出所:パソコン3R推進協会)

▲カテゴリー別集計(出所:パソコン3R推進協会)

▲カテゴリー別集計(出所:パソコン3R推進協会)

▲法定目標値の達成率(出所:パソコン3R推進協会)

▲法定目標値の達成率(出所:パソコン3R推進協会)