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アイリスオーヤマ、DHLサプライチェーンと共同で蛍光灯リサイクル事業を展開

2012年4月11日 (水)

ロジスティクスアイリスオーヤマは10日、DHLサプライチェーン(東京都品川区)と、LED照明の導入に伴って廃棄が必要となる使用済み蛍光灯の回収・リサイクルを一貫して行う事業スキームを日本で初めて共同開発し、この事業スキームを対象として同社と業務提携したと発表した。

 

LED照明の導入を推進する企業・団体が急速に拡大する一方、導入に伴う蛍光灯の廃棄は導入事業者や工事事業者の裁量に委ねられており、再資源化を目指した社会的な要請に対応できていないのが課題となっていた。

 

アイリスオーヤマとDHLサプライチェーンが共同で開発したサービスは、LED照明の販売と導入に伴う既存蛍光灯のリサイクルをパッケージ化して提供するため、導入事業者は既存蛍光灯のリサイクルを含めた環境負荷の低減を実現することが可能となり、環境経営につながるとしている。

 

蛍光灯リサイクル事業は、アイリスオーヤマがLED照明導入に伴う既存蛍光灯のリサイクル提案と販売を、DHLサプライチェーンが最適なリサイクルプロセスを設計・管理・実行するコントロールタワー機能を担う。

 

DHLサプライチェーンはLED照明導入の施工後、使用済み蛍光灯の回収から産業廃棄物としての運搬、リサイクル処理状況管理、リサイクル後の原料輸送、新たなリサイクル使用まで一括して担う。

 

アイリスオーヤマの大山健太郎社長は「LED化による省エネルギーだけでなく、使用済み蛍光灯の回収・リサイクルモデルをご提案することで、より環境負荷の少ない企業活動の実現を支援していく」としている。