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舟山港でグリーンアンモニア1000トンを船間供給

2026年10月19日 (月)

国際中国浙江省の舟山港で13日、グリーンアンモニア燃料の商用船間バンカリングが実施された。中国能源建設集団(CEEC)傘下の松原水素エネルギー産業パークで生産したグリーンアンモニア1000トンを、専用液化アンモニア供給船「Shenghang Yongle」から、ベルギーのCMBテックが保有するアンモニア燃料船「Mineral Europa」に供給した。供給後、同船は豪州へ向かい商業運航に入る。

今回の供給は、中国能源建設集団の水素関連会社、CMBテック、江蘇安徳福能源科技(アンデフ・エナジー・テクノロジー、中国)が共同で実施した。グリーンアンモニアを製造から貯蔵、陸送、港湾保管、水上輸送、船舶供給、船上利用までつないだ商用サプライチェーンを構築した点が特徴となる。

燃料は吉林省松原市の一体型グリーン水素・アンモニア・メタノール事業で生産した。2025年12月に第1期が稼働し、風力や太陽光由来の電力を使って水電解で水素を製造し、グリーンアンモニアに転換する。今回のロットは松原から南京港のタンクヤードまで陸送した後、専用船で舟山港へ運び、沖合で船間供給した。これまでに同事業で生産した7000トンが南京港に搬入され、今後順次供給する計画としている。

アンモニアは燃焼時にCO2を直接排出しない一方、毒性があるため、貯蔵や輸送、船舶への供給では専用設備と厳格な安全管理が必要となる。アンデフ・エナジー・テクノロジーは26年5月に舟山市から液化アンモニアのバンカリング許可を取得し、8月には「Shenghang Yongle」が供給船への改造を完了。中国船級社から「Ammonia Bunkering」の船級符号を取得した。

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