荷主JFEエンジニアリング(東京都千代田区)は13日、日本水素エネルギー(東京都港区)と川崎臨海部で整備する国内初の高圧水素パイプラインのEPC(設計・調達・建設)契約を締結したと発表した。新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)のグリーンイノベーション基金事業「大規模水素サプライチェーンの構築」の一環として進めるもので、水素の大量輸送を支える基幹インフラの整備を進める。
契約は、日本水素エネルギーが事業主体となる「液化水素サプライチェーンの商用化実証」の一環。JFEエンジニアリングが総延長約4キロの高圧水素パイプラインについて、設計、資機材調達、建設工事を一括して担う。
パイプラインは、国内で製造した水素を建設中の川崎LH2ターミナルへ供給するための設備として整備する。商用化実証では国内で製造した水素の供給に活用し、実証終了後は海外から受け入れた液化水素を気化して川崎臨海部の需要家へ供給するインフラとして利用する計画。需要家は供給された水素を電気や熱に変換して活用することを想定している。
将来的には年間最大100万トン規模の水素需要への対応を見据えており、水素の大量輸送を目的とした国内初の高圧水素パイプラインとなる。
両社は、高圧水素パイプラインの整備を通じて川崎臨海部から国内全域のカーボンニュートラル社会の実現に寄与していく。
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