ロジスティクスナブアシスト(群馬県前橋市)は20日、ヨコウン(秋田県横手市)が運送業向け販売管理システム「Navisia運送販売クラウド」と点呼システム「点呼+」を段階的に導入し、東北13拠点の情報一元化と運行管理者の労務改善を進めたと発表した。ヨコウンは314人の従業員と152台の車両を抱え、一般貨物自動車運送や倉庫、通関などを手掛けている。

▲対面点呼と自動点呼を組み合わせたハイブリッド運用体制(出所:ナブアシスト)
同社では従来、複数システムから抽出したデータをExcelで統合・集計する必要があり、月次処理や通関業務での二重入力などが課題となっていた。Navisia運送販売クラウドの導入により、複数拠点の情報をリアルタイムで一元管理し、拠点間の配車や経営判断に活用できる体制を整えた。月次集計資料の作成日数は約2日短縮したほか、デジタルタコグラフとの自動連携で日報作成も効率化した。
運行管理では、一関営業所で対面点呼と自動点呼を組み合わせた運用を開始。早朝や点呼担当者が不在となる時間帯を自動点呼で補完することで、点呼だけを目的とした早朝・夜間の駐在を減らし、月間約10時間の待機時間を削減した。点呼記録や体温、血圧などのデータも自動記録し、手書きに伴う転記ミスの防止やドライバーの健康管理につなげている。
ヨコウンは今後、蓄積したデータを活用したAIによる経営分析や、日次・運行単位の情報を使った配車最適化を検討する。さらにBIツールによる可視化やドライバー評価制度の高度化、複数事業部間の情報連携強化も進める。
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