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シーマ、元保管管理責任者が在庫のダイヤ1.9億円を横領

2010年6月24日 (木)

話題シーマは24日、元従業員による不正行為が発覚したと発表した。元従業員は、商品在庫であった仕入価格1億9200万円のダイヤモンド裸石を業務上横領した。同日付で刑事告訴することを決めている。

 

シーマによると、5月までに同社の商品在庫の保管管理責任者であった元従業員が、職位を利用し、商品在庫であるダイヤモンド・ルース(裸石)1億9200万円(仕入価額)を業務上横領したことが判明した。今月上旬に、商品部門の部員からの情報で発覚した。

 

同社では「商品在庫を適正に保管する管理責任者による巧妙な手法による隠蔽工作が行われていたことから、発見が遅れてしまった」としている。元従業員は23日付けで懲戒解雇された。

 

同社は今後、刑事告訴するとともに、民事手続きを通して被害額の回収に努める方針。

 

また、再発防止策として、商品の横領ができないように棚卸時に商品部門と商品部門以外の部署の役職員がペアとなりダブルチェックを行うなど、部門内の業務を改善するとともに、役職者の業務に対しても他部門の役職者との相互牽制が機能する体制を構築する。