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ニチレイロジ、低温物流自動化をR&D拠点で公開

2025年12月25日 (木)

▲R&Dセンター検証機器の一例(出所:ニチレイロジグループ)

フードニチレイロジグループ本社(東京都千代田区)は24日、報道関係者向けにR&Dセンターの施設見学会を開催したと発表した。

R&Dセンターでは、実際の物流センターと同様の作業フローを再現し、低温環境下で先端技術の実証実験を行える体制を整備。施設内では、入荷から保管、出荷までの一連の工程を検証可能としており、今回の見学会では複数の自動化技術を公開した。アームロボットとパレットAGV(無人搬送車)を連携させた自動化設備のほか、高密度保管が可能な3Dパレットシャトルと作業者の協働運用を紹介。また、冷凍エリア(マイナス20度)から冷蔵エリア(5度)まで荷物を搬送する自動搬送機のデモンストレーションも行い、温度帯をまたぐ庫内物流の自動化を披露した。

同社は今後、先端機器の個別検証や複数機器の連携実験を加速させ、庫内作業全体の最適化と人と機械の役割分担の高度化を進める方針だとしている。なお、現時点では外部や一般向けの見学イベント開催予定はない。

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