西鉄、物流事業者向けAEOすべての承認取得

認証・表彰西日本鉄道は30日、国際物流事業で昨年11月19日に特定保税運送者の承認を受け、大手航空フォワーダーで初めて物流事業者向けAEOすべて（3種）の承認を取得したと発表した。

同社は2009年1月にAEO制度の「特定保税承認者」、11年2月には「認定通関業者」を取得していたが、昨年11月19日に東京税関から特定保税運送者に承認されたことで、物流事業者向けに設けられた承認をすべて取得した。3制度すべてを取得するのは全国で4社目、大手航空フォワーダーでは初めてとなる。

AEO制度は、貨物のセキュリティ管理とコンプライアンス体制が整備された事業者を税関長が承認する制度で、承認されると税関手続きが緩和されるなどのメリットが有る。