ロジスティクスヒューテックノオリンが11日に発表した前3月期決算は、4.7%の増収となったものの、外注費や人件費の増加が響いて15.6%の営業減益となった。
下期以降、一部寄託者との単価改定を実現したが、期を通じて取扱物量の増加に伴う外注費や人件費が増加し、減益要因となった。
今期は人材の確保、2016年1月の竣工を目指している岩槻物流センターへの投資、安定稼働に向けた初期費用負担などコスト先行型となるが、施設間の連携強化、配送効率の向上に取り組み、利益の確保を図る。
これらにより、ヒューテックノオリンとしての通期業績予想は売上高407億円(1.2%増)、営業利益14億円(17.7%減)、最終利益10億円(18.5%増)を見込む。
[ヒューテックノオリン]2015年3月期連結決算(単位:百万円)
2015年3月期 | 2014年3月期 | 増減 | ||
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売上高 | 40,228 | 38,416 | 4.7% | |
営業利益 | 1,702 | 2,017 | -15.6% | |
経常利益 | 1,665 | 1,996 | -16.6% | |
当期純利益 | 843 | 1,137 | -25.8% |