物流連、全国7大学の学内セミナーに参画

ロジスティクス日本物流団体連合会（物流連）は昨年11月からことし2月にかけて、今年度の新規事業として「物流連学内セミナー」を全国7大学で実施した。

この学内セミナーは、第2回物流業界研究セミナー実施後の参加学生へのアンケート結果から、関西方面での開催を望む声をに応えた取り組み。

それぞれの大学が就職活動を控える大学生3年生を対象に実施している「学内セミナー」に、物流連と会員企業が共同で参画し、会社概要や事業内容の説明、パネルディスカッションや座談会を行い、物流業について幅広く理解を深められる機会を提供した。

一般的な学内セミナーでは、業界を代表する企業が単独で事業説明を交えながらその業界について紹介するが、物流業界は1業界に陸・海・空・フォワーダーなど多業種で構成されているため、単独企業の説明では、業界全体を網羅して話すことは難しいと判断。

そこで、物流連が参加学生に対し、物流の構成要素とその機能、基本的なモノの流れ、我が国物流事情、国際物流の動向といった物流業全般について講演した後、会員企業がそれぞれの詳細を紹介することで物流業界を理解しやすい機会を提供した。

■実施事例

（画像：上・上智大学の座談会風景、下・青山学院大学のパネルディスカッション風景）