

拠点・施設トンボ飲料(富山市)は12日、本社敷地内で新パウチゼリー工場が完成し、14日から本格稼働に入ると発表した。生産能力は現在の年間3000万袋から6000万袋への倍増、主に受託生産を行う。
口栓付きパウチゼリー飲料は健康・美容志向の高まりもあって高齢者向けの需要が伸び、スポーツシーンやアウトドア向けの新商品が続々と投入されるなど今後の需要拡大が期待されている。
新工場は、延床面積3000平方メートルで、食品安全の認証規格「FSSC22000」による高い品質水準を維持。販売者のアンチドーピング認証が可能な原材料秤量システムを備えた調合設備を併設し、仕上げ工程の小箱入れ、大箱入れをロボット化し、コストダウンを実現した。