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エスライン、中部地区最大級の飲料保管自動倉庫

2019年10月2日 (水)

▲竣工・起動式の様子

拠点・施設エスライングループのエスラインギフ(岐阜県岐南町)は10月1日、飲料製品の取り扱い拡大に伴い本社敷地内に建築を進めていた「飲料保管自動倉庫」が完成し、稼働を開始したと発表した。

平置き倉庫での飲料保管は、通常フォークリフトの作業を伴うためパレット3段から4段積みが限界と言われているが、新倉庫ではダイフク製の「自動ラックシステム」を導入し、9段積みを実現。延床面積5834.7平方メートルに16列×73連×9段のラックを設け、中部地区最大級となる1万624パレット、飲料ボトル1500万本分の保管容量を確保した。

また、入出庫にコンベヤ・無人台車・スタッカークレーンなど最新の自動化設備を配備することでラック内を無人化、これによって物流作業の省人化を進め、安全性も確保した。

同社は、倉庫がどれだけ巨大なものであるかを知ってもらうために、地元のシンボルである岐阜城や飛行機などと比較したデザイン画を西側の側面に描いており、近くを通るJR東海道線の車窓から注目して楽しんでほしいという。

▲西側の壁面には飛行機・岐阜城・シロナガスクジラなどの絵を描き、同倉庫の大きさを体感できるような仕掛けをした

施設の概要
名称:エスラインギフ飲料保管自動倉庫
所在地:岐阜県羽島郡岐南町平成5-45
建築概要:土地9701.58平方メートル(2934.73坪)
延床面積:5834.7平方メートル(1764.9坪)
ダイフク製自動ラックシステム:1万624パレット収容
自動倉庫規模:16列×73連×9段+112パレット

▲ダイフク製自動ラックシステムのイメージ(出所:ダイフク)